蝸牛 [詩]
曲がった 滑る窓 蝸牛
映る 自画像を 隅々に反射させる
遠い閃きをあびて
光る道の跡
古い伝わりを呼ぶ
欅の下で眠る朝は
昨日の窓を拓いて遊ぶ
夕暮れは まれに
過剰な朧月を綻ばし
捨てた 晴れた空の色 に
隠された海を浮かべている
映る 自画像を 隅々に反射させる
遠い閃きをあびて
光る道の跡
古い伝わりを呼ぶ
欅の下で眠る朝は
昨日の窓を拓いて遊ぶ
夕暮れは まれに
過剰な朧月を綻ばし
捨てた 晴れた空の色 に
隠された海を浮かべている
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